何事にも人には向き不向きがあるものらしいですね。
これは日常的なこともありますが、仕事においては顕著に現れることも多いようです。接客業が向いている人もいれば、全く不向きな人もいます。
人にはそれぞれ個性がありますから、このように向き不向きが生まれるのは仕方のないことではないでしょうか。
大切なことは、自分のことを客観的に観察する力を身に付けることです。自分がどのような仕事に向いていて、どのような仕事が不向きなのかを知ることです。
仕事ですから、出来れば向いている仕事に就くことが、自分にとっても会社にとっても良い方向に進めることが出来ます。ですが独立となると、向き不向きでは判断出来ません。
今までは自分にとって得意なことや向いていると思われることに力を入れておけば、他の不得手なことや不向きなことも誰かがフォローしてくれる環境にあったかもしれません。
ですが独立できるようになると、全てを自分で行わなくてはいけません。向き不向きや、得て不得手などということで、しなければならないことを選んでいる余裕がないのです。経理事務はしたことがないし、どうも苦手て自分は数字に向いていない、と思っていても、日々の入出金やお金の管理は自分がしなくてはいけません。
もちろん専門家に依頼することもできますが、最初から人を雇用した状態で独立できる人は少ないでしょう。
決算や税理事務は専門家に依頼することが出来ても、それまでの準備や日々のお金の管理は自分しかないのです。独立を考えている人は、これから自分がしなくては受けない仕事や業務について、しっかりとした知識をもつように勉強しておく方が良いのではないかと思います。
向き不向きがあっても異業種からの転職や、未経験者でも挑戦できるという点ではとても便利ですよね。